2010年12月12日

LIB TECHの新構造、EC2 BTXとは?

 今までずっと謎だったLIB TECHのレイトモデルATTACK BANANAに搭載されている新構造EC2 BTXについて渋谷のショップSTYRUSさんのブログで池上彰のような分かりやすい説明で紹介されています。

EC2って何ぞや?と毎晩眠れない日々を送っていた人も今日からぐっすり眠れますね。これで僕もぐっすり眠れそうです。
2011レイトモデルとして店頭入荷してきました、LIB TECH ATTACK BANANA。
新構造のEC2 BTXを搭載した初めてのモデルになりますが、EC2ってなに?という方がほとんどだと思いますので、簡単にご説明させていただきます。
まずEC2 BTXは現行モデルで多く採用されている、C2 BTXの進化版となります。
※C2 BTXもわからん!という方はこちらをご覧ください。
両足スタンス間はロッカーで、足下から前後とも外側に向かってキャンバーが入っているというところまではC2と同じですが、そのキャンバーの形状が、円を半分に切ったようなものではなく、楕円(卵型)を縦半分に切ったような形をしていて、キャンバーの頂点がC2に比べ、より足下に近いところにあるかんじになります。

(画像クリックで拡大可)

Eliptical(楕円) Camber x2 = EC2
床に置いて見比べてみると結構違いがわかります。


(画像クリックで拡大可)

まずはSKATE BANANA。まあいわゆるロッカー形状、Vの字なので、ノーズ、テールとも地面から結構距離があるかんじです。

(画像クリックで拡大可)

次にC2。足下にキャンバーが入っているのがわかりますね。ノーズ、テールとも完全に接地しています。

(画像クリックで拡大可)

最後にEC2。C2とはキャンバーの形状が異なり、頂点が足下寄りなのもわかりますね。地面との距離も両方の中間くらいのかんじです。
いろいろ触って比べてみたところ、EC2とは、SKATE BANANAの自由なルーズさと、C2のエッジコンタクトの両方を併せ持つハイブリッド構造と言えそうです。

さらに足下に近いところにキャンバーの頂点を持って来ることで、接面へのプレッシャーコントロールをより自在に行えるようになり、より扱いやすくなっている。
うーん、雪山で実際に試してみたくなってきてしまいました・・。
グラフィックはLIB TECHのグラフィックを初期から手掛けるアーティスト、Mike Parilloが描いた深紅に染まるGrand Teton。

Grand TetonはJackson Holeを望む、Teton山脈の最高峰。
シンプルながら迫力のあるグラフィックはかなり存在感があります。
ちなみに今回店頭入荷したモデルはレイトであり、リミテッドでもあります。

日本に上陸したのは50台。うち2台がSTYRUS店頭にあります。
来期から新導入する構造を前年のレイトでリリースするのはよくある手法ですが、数量限定に加え、グラフィックまでやばいですからね。
数年後にはかなりのお宝アイテムとなるでしょう。
今年1年がんばった自分へのクリスマスプレゼントに、いかがでしょう?
2011 LIB TECH ATTACK BANANA 156 EC2 BTXの商品ページはこちら

LIB TECHの新構造、EC2 BTXとは? - STYRUS