2013年8月23日

THINK THANK and Videograss NEW MOVIES PREMIERE AT BUENA SUERTE

渋谷アマテにTHINK THANKとVideograssの新作試写会に行ってきました。

1回しか見てないのでざっくりとした感想。THINK THANKはマイナーライダーがいっぱい出ててパンクバンドのオムニバスアルバムみたいな作品でVideograssは大御所インディーズバンドの5枚目ぐらいのアルバムみたいな作品でした。

THINK THANKのBrain Dead and Having a Heart Attackはとにかく出てるライダーが多い。多すぎて長めの作品なので釘付けになってぶっ通してマジマジと観るとチョット疲れる。
ライダーが多いから個々のカット数も少なくなってるので「あーこのライダーもっと観たい」と思っちゃったりするもどかしさもあるけど、何だかんだいってもTHINK THANKの作品、スノーボードの楽しく新しい遊びをしてます。
スコット・スティーブンスの専売特許だったワンフット、ノーフット系トリックもフォロワーが増えて色んなライダーが新たなトリックを繰り出しまくってるし、スノーボードでレイトフリップとかワケが分かりません。
ヘリからの空撮とか一眼で撮ったような高画質なスーパースローなんか一切ないけどイケイケノリノリなスノーボードが好きで、とにかく色んなライダーを観たいと人にはオススメ作品。

続いてVideograssのThe Last Ones、THINK THANKのようなイケイケノリノリな荒削り感はそれほどでもないけどVideograss得意のシブおしゃれクソ野郎系作品。
ジャンプ、パウダーパートはブライアン・フォックスのパートぐらいでほぼアーバーンジビング。これが最近の流行りなのは分かってます。けど、オッサンボーダー的にはジャンプパートをもっと観たい。ジャンプパート観たいならスタンダードとかアブシンス観てればいいじゃんとか言われそうだけどVideograssに出てるライダーのジャンプしてる姿を観たいんです。別にアーバンジビングが嫌いなワケじゃないです。最近はセクションの使い方が3Dで面白くゲレンデなんかで応用できそうな気がしてインスピレーションを刺激され結構好きだったりします。
1回しか観てないのでアレだけど、この作品で印象に残ったのはジョー・セクストンのストレートロングレールでのスイッチノーズプレス。なんか最近のジョー・セクストンのパートって野球で言うと二塁手で巧打に定評がある2番打者ぐらいのいぶし銀な感じが出てます。
ジョー・セクストンだけじゃなく各ライダーの個性が出ててるからスタイルの違いを比べながら観たりすると面白いんじゃないかなー