2016年12月29日

高齢化ニッポン

平成28年高齢社会白書によると我が国の総人口は、平成272015)年101 日現在、12,711万人。 65歳以上の高齢者人口は、3,392万人となり、 総人口に占める割合(高齢化率)は26.7%だそうです。

鼻をホジりながら「ふーん高齢化ね」なんて他人事だと思ってるスノーボーダーに伝えたいスノーボーダーの高齢化における今後を考えてみました。

高齢社会白書によると2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が 75歳以上
“高齢者人口は、「団塊の世代」が65歳以上と なった平成272015)年に3,392万人となり、 「団塊の世代」が75歳以上となる372025)年 には3,657万人に達すると見込まれている。”

最近ゲレンデで見かけたスノーボーダーをレストハウスで発見してビーニーとゴーグルを取った顔を見たらハゲ散らかして、くたびれた顔をしたクソジジイだったなどの声をよく聞きます。
そうです、スノーボーダーも確実に高齢化しているのです。1990年代後半に起きたスノーボードブームに乗っかって始めた若者達も今は中年、40代前後です。

細めのウエアのブームも落ち着いたのも細めのウエアが入らなくなったメタボ体型のオッサンどもが増えたのが原因です。そして昨今のビブパンブーム、ビブパン=オーバーオール、オーバーオール=デブキャラの代名詞。メタボ体型のオッサンどもは「パウダーの時に雪が入らない」などと都合のいい適当なこと言ってますがあれば体型を隠せるからです。

そのうちゲレンデの2.5人に1人が40歳以上、4人に1人が50歳以上なんて時代が来るのも時間の問題かもしれません。
そんな時代が来たら世間で起きている高齢化問題のようなことがスノーボードの世界でも起きてしまうんじゃないかと思ってしまいます。

例えば朝イチのグルーミングバーンを滑ってコーヒーブレイクにレストハウスに入ると高齢スノーボーダーが朝から宴会をして大混雑。そう、高齢者だらけで混雑した病院のように。

高齢化により若い頃のイメージで滑って身体がついていけず暴走。一人で勝手にケガをするぶんには構わないですが、スキー学校の集団に暴走して突っ込んだり、止まれずにレストハウスに突っ込んで「エッジをかけても勝手に前に進んだ」などと意味不明な言い訳をする高齢スノーボーダーが増えるかもしれません。

高齢者の投票率が高ければ高齢者対策向けの政策を打ち出すように、若者のスポーツと言われたスノーボードも高齢化により高齢スノーボーダーからのウケのいい「昔は良かった」的な過去の思い出話ばかりで「ROADKILL」やら「R.P.M」激推しウェブサイトができたり、かつての若者のファッション雑誌「ホットドッグプレス」のハードボイルド人生相談「試みの地平線」のように若者に「ソープへ行け!」しかり「フリーランをしろ!」と何かとフリーランで解決させようとするスノーボード人生相談が流行ったりするんじゃないかと心配です。

高齢スノーボーダーに主導権を握られないように若者スノーボーダーには頑張っていただきたいものです。

そんな自分もブームに乗っかって始めた中年スノーボーダーなので若いパトロールの方に怒られて凹まされないように迷惑をかけずひっそりと今シーズンもスノーボードを楽しみたいと思います。