どんな話かは原作と大体一緒なので詳しくは以前のエントリー「マネーボールを読んだ」を見てね。
スーパー簡単にストーリーを説明すると、アスレチックスのGMビリー・ビーンが今まで他の球団が目をつけていない選手のデータに注目して無名の選手を獲得して弱小貧乏球団を強くしていくという実話をもとにした話。
で、実際に見た感想はというと「ソーシャル・ネットワーク」のスタッフが携わってるからなのか?派手な演出は無く、ドキュメンタリー的な感じで淡々と話が展開+ほんの少しヒューマンドラ的な感じなので好き嫌いが分かれそう。感動して泣いて笑ってな映画じゃないです。
原作ではもっと破天荒キャラに感じたビリー・ビーンも破天荒度がダウンして、ブラッド・ピットが演じることでいちいち仕草がカッコ良くて困る。GM補佐のピーター・ブランドもジョナ・ヒルが典型的なガリ勉の気弱キャラを演じていい味だしてた。
話の展開が早くセイバーメトリクスの話とか出塁率云々の話が端折られてるので、野球を知らないと「???」で、ついていけなくなる感も否めないけど、イノベーションを起こすソーシャル・ネットワーク的な話が好きな人なら楽しめるかなーって感じ。
原作を読んでたので、あっ、このくだりは映画だと無いんだ、と思うところがチラホラあって消化不良気味。セイバーメトリクスとかのデータの話、選手の話が色々出てきて野球の話が多かった原作の方が面白かった。けど、野球好きなら見といて損はないと思います。
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