2011年6月2日

ブーツをバートンからバンズに変えて1シーズン滑った感想

数年ぶりのブーツ新調で初めて履いたVANSのブーツの感想を書いてみる。

今まで履いてきたブーツ遍歴
(うろ覚え)AIRWALK→BURTON(FREESTYLE)→DC(PREMIERE?)→32(TEAM-TWO?)→COBRAWORKS→BURTON(SABBATH)→BURTON(HAIL)→そしてVANS(HI-STANDARD)
結構バートン率高いです。スノーボード歴の半分はバートン履いてます。最近はスタイル出しやすくて足首使える柔らかいブーツが好き。特に足にクセが無いみたいで(多少痛くても気にしない性格)ブーツで悲しい思いをしたことは今まで無いです。

滑りのスタイル
昔はパークばっかりだったけど、最近はパウダーも圧雪バーンもパークも何でも。基本的にその日一番面白そうなポイントを攻める感じが多い。割合的には、パウダー:1、フリーラン:4、ジャンプ:2、ジブ:3。フリーラン中に飛べるポイントがあれば飛ぶし、当て込めるポイントがあれば当て込む。そんな感じです。

ブーツを変えた経緯
とりあえず今まで使ってたHAILがつま先の縫い目がほつれて吸水性抜群で寿命になってしまい、シーズン終わりに御茶ノ水で型落ちを物色してると、VANS×AIRBLASTERのコラボモデルのHI-STANDARDが1万円チョットと激安で売ってたので適当に試履して即購入。VANSは一度は履いてみたかったブーツだったので。

林家ペー、パー夫妻がみたら即買レベルの発色の良いピンクです。

6、7年ぶりにBURTON以外のブーツで10-11シーズンを迎えるのでありました。

サイズ 
今までBURTONでは8(26cm)をジャストフィットで履いてたけどVANSの8(26cm)を試履したとき何となく窮屈な感じがしたので8.5(26.5cm)に。実際滑ってみて8(26cm)だったらつま先が圧迫してただろうなって感じで8.5(26.5cm)で正解だった。

素材とか
アウターは、ほぼPUレザーでそこそこ防水性はいいのかな、という感じ。重量は軽くもなく重くもなく。素材が分厚くシルエットもポッテリしてブーツ幅が広いのでバインの幅を確認しないとブーツが収まらない可能性があるので要注意(UNIONのContactPROと組み合わせて履いてたけど幅がギリギリでバインに無理やり押しこんで履いてました。)
ゲレンデ行く前に家でブーツとバインを合わせてみたらハイバックにブーツのループが干渉してたけど、実際滑ってみたら全然気にならないレベルだった。

こんな感じ。

インナーはぶっちゃけショボいです。たぶん3年前のBURTONのブーツよりショボイんじゃないかと。。。まあ、5年前に、5年前のBURTONのブーツ履いて、インナーがショボイとか思ってる人ならともかく、5年前に、5年前のBURTONのブーツ履いて調子イイ!って思ってた人なので、それと同レベルぐらいなインナーなので結論から言えば(個人的には)調子イイ!なインナーになります。年々進化して、世の中にはハイテクでスノーボードブーツと忘れてしまうような履き心地の高級ブーツもあると思うけど、一般庶民ボーダーの僕には程々に履きやすくて手頃なブーツで十分です。
インソールはスニーカーのインソールみたいだったので昨シーズンから使ってるSUPERfeetを入れときました。

フレックス
はっきり言ってVANS舐めてました。HI-STANDARDってラインナップみると下の方のモデルだから、てっきり柔らかいのかと思って、ヒモをガッツリ締めて滑ってみたら硬い。硬すぎる。硬すぎて足首使えなくて微妙なコントロールができなくてロボットみたいな滑りになる。。。柔らかいブーツだと思ってたのに。
よくよく見てみたらタンとかアウターが全体的に硬かった。教訓、試履はしっかりしよう!
想像以上に硬かったのでインナーはガッチリ締めて、アウターは足首より上はユルユルに締めて滑ってみたら問題なし。

まとめ
柔らかいブーツ愛好家としては明らかにチョイスミスなブーツだったけど、ヒモ緩めて履けば何とかなるんだなーと。別にVANSが履きづらかった訳じゃないけど、さすがBURTONって思った。他のブーツを履いて分かるBURTONの凄さ、みたいな。イメージ的にBURTONが日本車ならVANSはアメ車みたいな感じ。毎年カタログに新素材やら新機能やら購買意欲を刺激するコピーで財布のヒモもが緩みそうになるけど年に100日とか滑る訳じゃないならそんなにハイテクなギアは必要ないかな。まあ、スノーボードのギアなんてよっぽどハズさなければ滑ってると慣れるからみんな一緒!

余談ですが
自分に最適なフレックスのブーツを見つけるって結構重要なポイント。初心者で高かろう良かろうでハイエンドの硬いブーツ買っちゃって低速で微妙なエッジングができなくてロボットみたいなカクカクした滑りで悪戦苦闘してる人、たまにいます。
「脚力ある方だから硬いブーツの方がいいんだよねー」←これ、たまに聞くけど脚力あるなら柔らかいブーツでも、ブーツの柔らかさを脚力でカバーできるんだから柔らかいブーツでいいじゃん。って聞くたびに心のなかでツッコんでます。「脚力ある~」と言う人で高速領域を主戦場としてる人が硬いブーツを使うなら理解できるけど、パークでジブメインの人が「脚力ある~」と言ってる人は柔らかいブーツも試してみたほうがいいと思う。

ブーツの硬さって、選ぶ基準に脚力もあるだろうけど、主にどの速度で滑ってるかによって決めればいいと思う。硬いブーツは高速→◯、低速→☓。柔らかいブーツは高速→☓、低速→◯。◯=楽、☓=疲れる。な関係なので、自分が一番多く滑ってる速度領域でブーツの硬さは選べばいいんじゃないかと

柔らかいブーツって足首使ってる感覚が意識できて滑るのが楽しくなります。