2011年7月6日

オリンピックとスノーボード

ソチ冬季五輪の新種目は12に スロープスタイルなど採用

【ダーバン(南アフリカ)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は4日、南アフリカのダーバンで理事会を開き、2014年ソチ冬季五輪でフリースタイルスキーとスノーボードの男女スロープスタイル、スノーボードの男女パラレル回転の6種目を新たに採用することを決めた。

同五輪では4月にスキーのジャンプ女子やフィギュアスケート団体など6種目の実施を決めており、新種目は計12となった。アルペンスキー団体は採用されなかった。

スロープスタイルはコースに設置したレールなどの障害物やジャンプ台で技を繰り出し、審判員の採点で争う。


http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070501000125.html

でっかい大会が普通にTVで見れるようになるのはいいと思うんだけど。

スノーボードって他のオリンピック種目みたいに品行方正なモンじゃないし、むしろ逆でカウンターカルチャーというか、そういうところから生まれたわけでスノーボードとかの俗にいうX-スポーツ系と普通のスポーツを一緒にするのはチョット違うんじゃないかなーと。相撲とか柔道の武道を他のスポーツと同系列のスポーツとして纏めてしまうのと同じ感じ。

うまく言えないけど試合の勝ち負けとは別に大事なものがあるかないか、みたいな。スノーボードの根底にあるマインドというかなんというか。

話がズレるけど昔、高校野球で松井が5打席連続敬遠されて高校野球の語り草になってるけど、スポーツとして考えればチートレベルの高校球児の松井を敬遠するのはルール違反じゃないし作戦として全然アリな話で、むしろ、なんでわざわざ勝負すんだよ。ってなるはず。だけど、これが高校野球という枠に入ると卑怯とかフェアじゃないとかになってしまう。

他の国だと、どうだか分からないけど、日本だとオリンピックに勝ち負け以外に感動を求めがちで高校野球と同じ心構えで見てる人が多いと思う。前回のオリンピックのカズの問題。日本ではオリンピックの代表選手は高校球児みたいに謙虚で誠実な感じじゃないとダメなようで、視聴者の描いているオリンピック選手の固定観念からズレてチョット目立ってしまうと、税金で出てるくせに生意気だ。とか言われてマスコミには全力で行かれてしまう恐るべき国民的行事。そういうところでブツブツ言われるくらいならオリンピック種目じゃなくていいよ。って個人的には思っているのでありました。例えるならインディーズのカッコいいバンドみたいなもんで、みんなには知ってもらいたいけどメジャーになるとカッコ良さが薄れそうだからあんまりメジャーになってほしくない。ミュージックステーションとかには出てほしくないけど出るなら見るよ。そんな感じ。