昔、ギターヒーローとかギター型コントローラーのネックに4つか5つのボタンがついてて、画面に流れてくる色のボタンをタイミングよく押して擬似ギターができるゲームがあったけど、ロックスミスは押さえたところの音がちゃんと出て、コードを押さえたり、チョーキングしたり、ハーモニクスもあって完全にギターです。
ロックスミスのホームページにも書いてあるけど、HDMIで接続すると音声遅延がヒドいらしく、音声はコンポジットケーブルでの接続を推奨してたのでゲームと一緒ににコンポジットケーブル接続用の安いスピーカーを買ったからどれぐらい遅延がヒドいか分からないけど、いい音で快適にプレイするならコンポジットケーブル接続用のスピーカーを買った方がいいかも。コンポジットケーブルはプレイステーション3に付属してたやつを使って、スピーカーとオスメス変換ケーブルはアマゾンでポチりました。安いスピーカーだけどTVのスピーカーと全然違う。
実際にプレイしてみた感想。
専用のケーブルでプレイステーション3とギターを繋げるとテレビからギターの音が出て不思議な感じ。ゲームの中でチューニングができる。変則チューニングの曲もあって曲の前にチューニングしてドロップDに、とかできちゃう。
右利き、左利き、ベースモードがあるから誰でもOK。ギターでもベースモードで遊べるから一粒で二度おいしい。
プレイヤーのレベルに合わせてくれるから、初めは単音をペローンって弾いてるだけなんだけど、弾けてくるとレベルが上がって、音が増えてコードを押さえたりチョーキングしたりと難しくなってくる。それが上手く弾けないとレベルが下がって弾けるレベルに調整してくれるから無理なくプレイできる。
練習モードがあってAメロだけとかギターソロだけを練習できる。しかも1回通して弾いてレベルを判断されて、レベルにあった速度で練習できたりしちゃう。←この機能がすごい便利。
曲によってメロディーとリズム、それをミックスしたパート、あとベースがあるからギターを2つ繋げて友達と遊ぶと楽しいかも。
他のゲームでありがちな、クリアしないと曲が増えないというのが無く、もともと入ってる曲がいっぱいあって初めから全部プレイできるのが嬉しい。しかも上手く弾けないと曲の途中で強制終了とかミスしたらブーとか鳴らず毎回1曲通して弾けるのでギターカラオケとして楽しめる。
ゲームを進めるとミニゲームがアンロックされ遊べるようになるんだけど、これが意外と練習になる。
プリング、ハンマリングとかチョーキングとか各テクニックごとの練習モードがあるんだけどチョーキングの判定がシビアで泣けてくる。
アンプやらエフェクターやらGibson系ギター(要アンロック)がいっぱいあるから自分の好きな音が作れる。
ゲーム画面はシンプルで派手な演出はないので大人な感じ。一応ゆるいゲーム性はあるけど基本は好きな曲を選んで弾くのでゲームとうよりはギター練習ソフト。
少しギターをやってた人なら直ぐに弾けるようになると思うけど、逆に全くのギター未経験者だとギターを弾くところから始まるので苦戦しそう。けどゲームにギターの弾き方とか弦の張り方とかの動画も入っているのでロックスミスでギターを始めるのもありかも。ゲーム画面は一般的な音ゲーと一緒なんだけど抑えるポジションが多すぎるのでいっぱい音が落ちてくるとテンパる。フレット間の移動が多いとドコを押さえていいか分からなくなることがある。ココらへんはミニゲームで補完できるので慣れの問題かも。ただタブ譜以外で弾く機会がなかったので慣れるまで結構時間がかかりそう。
弾かなくなったギターが押し入れで眠っている人に激しくオススメなゲーム。ギター楽しい!