2011年5月15日

細川たかしとスティーブン・セガール

テレビを見ていたら久しぶりに細川たかしを見た。誰かににてる。感の鋭い映画ファンならすぐにお気づきであろう、そうスティーブン・セガールだ。

この二人、外見が似ているだけでなく意外な共通点が多くあることをご存知だろうか?ここからは、細川とセガールの共通点を紹介していくことにしよう。


出演作品
セガールは1992年「沈黙の戦艦」からほぼ毎年のペースで全く沈黙する様子無く、沈黙シリーズに出演している。
一方、細川は1975年「心のこり」で初出場して以来、2006年まで32回連続で紅白歌合戦に出場している。
共に毎年活躍している姿をファンにアピールし長くシーンのトップに君臨するハリウッド、演歌界のリビングレジェンドだ。


受賞歴
細川は1982年「北酒場」で第24回レコード大賞を受賞し不動の地位を得る。
一方、1992年「沈黙の要塞」でゴールデンラズベリー賞 最低監督賞を受賞しセガールもまた不動の地位を得ることになる。


アクション
セガールは誰もが認めるスタントなしで撮影をこなすアクションスターだ。あまり知られていないが細川も実はスタント無しのアクションこなしている。1981年TBSテレビの「8時だよ!全員集合」の撮影中にアキレス腱を切り、60日ほどの入院している。その時の状況を細川は以下のように語っている。
「坂を上がって滑り落ちるコントだったんです。カカトを蹴られたような感じでね。番組が終わって病院に行くと、手術しますって言われて、2ヶ月の入院、仕事は3ヶ月先までキャンセル、目の前真っ暗ってな感じ。人がテレビで歌っているのを見てアセってました。僕はこのまま終わってしまうのではないかって・・・。」
その後、驚異的なリハビリで徐々に仕事に復帰し、当時歌手としては異例のテレビ朝日「欽ちゃんのドコまでやるの」に出演している。


警察官
セガールは武道で鍛えた精神力と正義感を生かし、ルイジアナ州で警務行為の権限を与えられ警察署のチームの一員として20年以上も働く一面も持っている。その活躍ぶりは「実録!スティーヴン・セガール警察24時!」で確認できる。
一方、細川は日本テレビの「カックラキン大放送」に出演し、自転車に乗ったお巡りさんの役を演じてブラウン管の中でパトロールを行っていた。



ここまで紹介した共通点はほんの一部に過ぎない。まだまだ紹介したい共通点もあるがブログの文字数制限の都合上残念ながら今回は割愛させいただく。

最後に。国籍も活躍するフィールドも違う二人がこのような多くの共通点を持つのは実に不思議だ。
これは筆者の推測に過ぎないかもしれないが、彼らは実は兄弟で何かの原因で離ればなれになってしまったのではないかと考えている。その理由のひとつとしてセガールは日本通であることだ。これは偶然か必然か…みなさんも考えていただきたい。

余談だが、セガールは日本人女性と結婚しており娘と息子をひとりずつもうけている。そして、その娘は「三井のリハウス」6代目リハウスガールである。



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