2013年3月24日

M&M BANKED SLALOM


昨年、天神バンクドスラロームで無念のコースアウト予選落ちのリベンジを果たそうと思ってたらエントリーし忘れて出れなかったので今回はこちら、川場のM&Mバンクドスラロームに参加しました。

天神と川場のバンクドスラロームはレギュレーションが違います。

天神バンクドスラローム
・土日の2日間(今年は悪天候で日曜のみ)
・土曜の予選1本、決勝2本。予選敗退すると土曜日でサヨナラ

M&Mバンクドスラローム
・1日のみ
・予選なし、2本のベストタイム制

川場のバンクドスラロームは2本滑れるので1本ミスっても、もう一本で挽回できたり、1本目は確実に滑って2本目で全開で攻めたりできるので天神に比べると心の余裕ができるワケです。
去年の天神バンクドスラロームの反省点を読み直して同じ失敗をしないように挑みました。


天気はいいけど朝のゲレンデはカリカリ。このまま気温が上がらなかったら3年ノーメンテのエッジの板では悲しい結果しか待っていない。不安になりつつもゲレンデクルージングとインスペクション(練習滑走)。
運良くインスペを2本滑れてコースをある程度覚えれた。←これが結構デカいポイント。

インスペクション
1本目は徐行程度で流して2本目は本番をイメージして攻めの滑り。2本目はカリカリで勝手にスピードが出すぎてボードコントロールできず旗門を何個かすっ飛ばしてしまう。大丈夫か?
インスペを終えて自分の番まで旗門をすっ飛ばしてしまったポイントで他の人の滑りを見学。やっぱり他の人も旗門不通過してるのでちゃんと通過している人のラインをパクる。これで今回は旗門不通過しないぜ!そう思いつつ本戦1本目のラン。

本戦
自分の番になるとインスペの時より雪が緩み攻めれそうな予感。危ないポイントは押さえたので心の余裕ができた。けどスタートのゲートに入ると緊張する。前の人のスタートの電子音を聞いて、どのタイミングでスタートすればいいのか分からなくなる(ピッ、ピッ、ピッ、ポッ、ポッ、ポッ、ポーン)テンパッて3回目の「ピッ」でスタートしてしまうんじゃないかと不安になるも、スタートの電子音を攻略して何とか上手くスタートできた。(追記:どうやら電子音が鳴ったら好きなタイミングでスタートしていいみたいです。)

滑ってみるとインスペの時よりだいぶ雪が緩い。
こ、この感覚は!関温泉で去年の春に滑ったバンクに似てる!瞬時に64GBの脳内ストレージから スノーボード/2011-2012/4月/関温泉 のデータを取り出し、あの時の滑りを召喚させて気持よくバンクを滑れる!雪が緩んでストレスがない。

気持ちいい!そう思った瞬間。荒れたバーンにエッジが持っていかれて大幅スピードダウン。。

去年の天神バンクドスラロームの反省点で、調子よく滑れてても調子に乗りすぎて攻めすぎない。と書いたのにやってしまった。(学習能力ゼロ)
鬼門としていたバンクは無事滑れただけに、調子に乗りすぎる自分が今回の最大の敵だと悟り2本目に挑む。

鬼門のバンクも攻略できたし上位1/3に入るという目標を達成させる!そう思い2本目は更に攻めの滑りをしてみる。

2本目はみんなが滑ってバンクがすくすくと成長していてる。そんなバンクを気持ちよくグイングインと滑る。あー気持ちいい!スノーボード楽しい!気持ちいい!そう思った瞬間。荒れたバーンにエッジが持っていかれて大幅スピードダウン。。(2回目)
結局1本目と同じポイントでロスしてタイムを縮めることができず終了。(学習能力ゼロ)

結果は目標の上位1/3に入れたので良し。


プロの優勝タイムが自分のタイムと10秒以上離れてて一体どんな滑りをしたらそんなに速く滑れるんだと色々と考えたけど答えがみつからないのでやっぱりプロってすごいですね。

初めて川場のバンクドスラロームに参加したワケですが、天神のコースと比べるとイージーでコースも広く色んなレベルの人が楽しめるし確実に2本滑れるのでバンクドスラロームに初挑戦の人は川場の方がいいかも。とか思いました。

老若男女だれでも楽しめる大会。雰囲気もお祭り的なユルイ感じで、条件はスノーボーダーであることだけなので仲間を誘ってみんなで出ると楽しさ倍増です。

M&Mバンクドスラロームの関係者の方、一緒に滑ってくれたみんなに感謝!楽しい1日でした!